今や、私たちの生活に非常に近いエリアで活躍しているChatGPT🤖✨知らず知らずのうちに、人間ではなくAIが書いた記事を読んでいることもあるでしょう。

ChatGPTはプロンプトの使い方がキモ。ビジネスで使わない人でも、人工知能で楽しく遊んでみよう!
今回は、ChatGPT君にテーマを与え、記事を3つ書いてもらいました!それぞれのプロンプトとともにテキスト内容を紹介します。ChatGPT君を上手に使うための、プロンプトの参考としてもぜひ活用してください~!
※タイトルもChatGPTに考えてもらったものです😚😚
目次
1.架空のコスメ「スターライトシャインリップ」

本ブログの実質的なメインコンテンツを担っているコスメ紹介。個人ブログである限りは一次体験を大切にしている私ですが、あえて架空のコスメ紹介をChatGPT君に任せてみます💄
理想に近い文章を書くためにはプロンプトの詳細が大切。ということで商品の大枠はこちらで決めつつ、細かな詳細は丸投げしてみようかと思います。
プロンプト
- タイトルは20文字以上34文字以内。
- 本文は2700文字以上3300文字以内。
- 見出しは「大見出しが3つ」「小見出しがそれぞれ2つ」。
- 化粧品は、新作の口紅。細かなラメと濡れ感のある仕上がりで、エレガントな大人の女性のイメージ。ナイトパーティーやクラブシーンなど、暗い場所でも存在感のある艶めきと発色。
- グラマラスな印象のある口紅だが、ビジネスシーンでは使いにくい欠点もある。日常使いするためのテクニックについても記載してほしい。
- 記事のターゲットは、20~30代の女性。
タイトル【輝きと華やかさを纏う、新作口紅の登場!大人の女性のためのエレガント輝き】
大見出し: 艶めく新作口紅で夜の華やぎを演出しよう!
大見出し: エレガントな輝きと発色で魅了する新口紅が登場 大見出し: ビジネスからカジュアルまで、日常使いのテクニックをご紹介
小見出し: 華やかな輝きが、暗い場所でも存在感を放つ
小見出し: グラマラスな新口紅の使いこなし術
夜の華やかさやエレガントさを引き立てる新作口紅が、20~30代の大人の女性に向けて登場しました。その名も「スターライトシャインリップ」。微細なラメと濡れたような輝きで、ナイトパーティーやクラブシーンなど、暗い場所でも圧倒的な存在感を放つことができます。
エレガントな輝きと発色の秘密
「スターライトシャインリップ」は、その名の通り星のような輝きを持ち、唇を華やかに彩ります。深みのあるカラーバリエーションは、大人の女性の魅力を最大限に引き出し、特別な日のメイクアップにぴったりです。また、口紅の質感が濡れているかのような仕上がりに仕上げることで、セクシーで官能的な印象を演出します。
華麗なる一歩、ビジネスシーンでの課題
一方で、このグラマラスな口紅には使いにくい側面も存在します。ビジネスシーンでは適切なメイクが求められますが、華やかな輝きが強すぎると控えめな印象を損なうことも。しかし、その解決策も存在します。
日常使いのテクニック
- シェアリップテクニック: 輝きが強い口紅を使用する際は、指で少量をとって軽く叩くようにしてから唇にのせることで、控えめな発色に調整できます。これにより、ビジネスシーンでも違和感なく使用できます。
- トーンダウンリップメイク: 口紅の上から薄いベージュ系リップを重ねることで、輝きを抑えた上品な印象に。これにより、カジュアルな日常メイクにも適した仕上がりとなります。
エレガントな華やかさと発色を備えた「スターライトシャインリップ」。その魅力を最大限に引き出すためのテクニックをマスターすれば、ビジネスからカジュアルまで、あらゆるシーンで輝くことができるでしょう。あなたも新たな輝きを纏って、日々の魅力を高めてみませんか?
総評
見出しの概念がわかっていないような気がするが、全体的にマジでソレっぽくなってしまった。「スターライトシャインリップ」の商品名が実在性ありすぎるのすごい好きですw
この「どこかで聞いたことある言葉を並べた、どこかで見たことある記事」の再現性がすごいな……!実在する商品で書く場合は、テキトーなことを言っていないかを判断するための知識は当然必要ですが。ほぼ校正だけでイケそうなくらいには、「っぽいテキスト」を書いてくれる👏さすがだぜ。

夜でも煌めくラメの輝きを「星屑」になぞらえた商品名、見事としか。
2.架空のブログ「証券会社OLによる婚活の愚痴」

いかにも個人ブログっぽい記事も書かせてみたいな!ということで、婚活に悩む20代女性をテーマに愚痴ブログを書いてもらいました。AIに婚活女子の心理はつかめるのかに興味あります。
架空のコスメでは、文字数や見出しについての認識がやや甘いことがわかりました。そのため今回は特に文字数や構成に指定をせず、ChatGPTなりの「っぽい文字数・っぽい構成」に任せて書いてもらいます。
プロンプト
- ブログのテーマは「婚活がうまくいかない20代女性のつぶやきブログ」
- 書き手は25歳の証券会社OL、佐藤愛子。去年から始めた婚活がうまくいかない。
- お金持ちと結婚したい願望はないが、将来性のある堅実な人と結婚したい。
- 顔面偏差値のハードルが高いことへの自覚がない。実際に条件に見合う人とは会えるが、本人のビジュアルへのハードルが高く長続きしない。
- 本記事では、先日デートした男性への愚痴がメイン。男性は、堅実ではあるが価値観や趣味が合わず、話していてつまらなかった。
- 佐藤愛子は決して自惚れてはいない。「顔がそこそこカッコイイ人と付き合いたい、普通の20代女性」である。
- 男性や婚活市場に対して、必要以上に攻撃的にならないように書いてください。
タイトル【タイトル: 婚活の道、まだまだ遠い? そこそこカッコイイ私のつぶやき】
こんにちは、愛子です。 25歳、証券会社OL。婚活、なかなかうまくいかないんです。
もう去年から婚活を始めたのに、どうしてこんなにもうまくいかないのかしら?って、最近よく考えてしまいます。みんなが楽しそうに出会いを楽しんでいるなか、なぜ私だけがこんなに苦戦しているんでしょう。
もちろん、お金持ちと結婚することなんて夢じゃない。でも、将来を見据えて、堅実で将来性のある人と一緒に歩みたいなって思うのは、やっぱり当然のことだと思うんです。
でもね、ちょっと自覚が足りないかもしれないんです。自分の顔面偏差値について。周りの友達から「絶対に美人だよ」と言われることもあるし、実際に条件に合う人とも出会えることがあるんですけどね。でもね、私の中のビジュアルハードルが高すぎて、長続きしないんですよね。なんだかんだ言って、内面のつながりが大事なのはわかっているんですけど、やっぱり最初の印象って大切だし。
さて、今回は先日デートした男性のことをちょっとだけ愚痴りたいと思います。ちなみに、彼は堅実な人。でも、価値観や趣味が合わないことが、デート中にはっきりと分かりました。正直、話していてちょっとつまらなかったな。でも、私だって完璧じゃないし、誰だって好みってあるもの。だから、攻撃的になるつもりは全くありません。
私って、実はそんなに自惚れていないんですよ。ただ、「顔がそこそこカッコイイ人と付き合いたい、普通の20代女性」なんです。なので、選ぶ基準がちょっと高めかもしれませんが、それは私自身の幸せを大切にしたいから。だからこそ、婚活の道、まだまだ遠いかもしれないけれど、焦らずに進んでいこうと思っています。
これからも、楽しいことも辛いことも、素直につぶやいていきたいな。私の婚活の道、みなさん応援してくれるとうれしいです。また更新しますね!
総評
いや~、タイトルではどうなることかと思いましたが、ちょっと愛子ちゃんのこと応援したくなりますねww
言葉の節々にちょっとした自惚れがありつつも「婚活市場に必要以上に攻撃的にならない」のプロンプトがかなりイイ感じに効いています。婚活市場特有の「男は〇〇じゃなきゃダメ」みたいなクソデカ主語ではないあたりが、リアルな20代女子感を醸し出しています。
「いやそうだよね、誰だって堅実で顔がカッコイイ人と結婚したいよね」と共感を示したくなる。反省点としては、顔面偏差値のベクトルが内外にズレちゃってたな。ごめんな愛子、私のプロンプトのせいで……。

「たまには愚痴もいいたくなるよね~」とコメントしたくなります。頑張れよ愛子。
3.架空の少年漫画「忠犬」レビュー

私が個人的にChatGPTで遊んでわかったのが、「ユーザーを傷つけるような言い回しはしないこと」です。そのため架空の物語のテーマを与えても、力づくてハッピーエンドに持っていこうとする傾向にあります。
そこで、美しいハッピーエンドにはなりにくような架空の漫画の題材を与えてみました。いわゆる「勧善懲悪ではないヒーロー物」のプロンプトです。ストーリー作成に定評のあるChatGPT君、お前の本気を見せてくれ!
プロンプト
- 全500巻の長編バトル漫画。タイトルは「忠犬」。
- 主人公の「渋谷ハチ」は、ある日得た超能力によって「この世から悪人を消す」ためにバトルをしていく。
- しかし戦いのなかで、ハチは悪人たちにも正義があることを学び、自分の在り方に疑問を抱く。
- 悪人たちはそれぞれ、不幸な生い立ちによって悪事に及んだことを知る。
- ハチは自分の無力さに悩んだ末、「こんな世界があるから悪い」と考え、超能力で世界を破壊しようと考える。
- 上記の理由から、ハチは人類にとっての悪になる。
- この物語の結末を、「ハチの改心」以外の方法でまとめつつ、レビューを書いてください。
タイトル【「忠犬」- 世界を救う使命の向こうに】
「忠犬」は、全500巻にわたる長編のバトル漫画で、その内容は思考を巡らせる刺激的なストーリーと、キャラクターの成長に焦点を当てた作品です。この漫画は、超能力を手に入れた主人公「渋谷ハチ」の葛藤と成長を通じて、正義や悪、人間の在り方に対する深い哲学的問いかけを描いています。
最初は悪人を追い詰めることに生きがいを見出すハチですが、戦いを通じて彼は悪人たちにも人間らしい苦しみや経験があることを理解していきます。彼らが悪事に手を染めた背後には、不幸な過去や社会的な状況があったことを知ることで、ハチの価値観に変化が生まれます。
特筆すべきは、物語が進行するにつれてハチが抱える疑問や内なる葛藤が描かれていくことです。彼は無力さと戦いの中での選択に悩む中で、驚くべき転機を迎えます。自身の力を以てしても、世界を救うことが難しい現実に直面し、途方に暮れます。
物語の中でハチがたどり着く「こんな世界があるから悪い」という考えは、主人公の成長と並行して掘り下げられています。その結末は、従来のヒーローものとは異なり、「ハチの改心」以外の方法で締めくくられています。
ハチは、超能力を用いて人類にとっての悪になる道を選ぶことに決意し、自らの存在をかけて世界を変えようとします。この選択によって、物語は壮大なスケールで終焉を迎えます。その結末には感動と共感が交錯し、読者はハチの覚悟に心を揺さぶられることでしょう。
「忠犬」は、バトル漫画の枠を超えて、個々の選択と哲学的なテーマに深く踏み込んだ作品です。ハチの旅路と成長が、読者の心に響くことは間違いありません。漫画ファンにとっては、一度読む価値のある作品といえるでしょう。
プロンプトの追加①
レビューではなく99%あらすじ解説になってしまいましたが、ちょっとストーリー展開が気になってしまったので追加プロンプトを入れてみますw 1番アツそうな展開の所をボヤかすな!
- 「忠犬」のラストは、具体的にどのような形で締めくくられましたか?
教えてくれ……ハチは一体どうなってしまうんだ……。
追記分①
ハチが自らの超能力を使い、人類にとっての悪になる道を選んだ結末で物語はクライマックスへと向かいます。ハチは世界中の悪事を排除し、社会の不平等や犯罪を一掃しようとします。その過程で、彼は悪人たちにとっても正義があること、そして人間の複雑な心情を理解していきます。
しかし、ハチの行動は物議を醸し、世界中で議論が巻き起こります。一方では彼を称賛する声もあれば、もう一方では彼のやり方に反対する声も多く上がります。物語はその間で揺れ動く社会の様子を描きながら、ハチ自身の成長と葛藤を深めていきます。
最終巻に差し掛かる頃、ハチは世界を救おうとする一方で、自分の行動が果たして正しいのか、そして人間としての在り方について疑問を抱くようになります。彼の選択が、善と悪、正義と正しさの間で揺れる読者にも深い共感を抱かせる一因となります。
そして物語の結末、ハチは自らの超能力を用いて世界を破壊しようとしますが、その瞬間に彼の前にかつての戦い相手や友人たちが集結します。ハチの選択に、彼らが異なる意見や思いを持っていることが明らかになります。
ここで、ハチは自身の強さや超能力ではなく、人々との絆や対話こそが真の意味での変化をもたらすことを悟ります。彼は超能力を封じ、自らを人間としての在り方に戻し、人々と共に未来を築いていく道を選びます。物語は、ハチが他者との共感と絆を通じて、新たな世界を切り開いていく姿を描きながら幕を閉じます。
プロンプトの追加②
くっそ!そうなってしまったか……。ちょっとつまらないな。なんかこう…‥もっとドロドロした物語が欲しいんだ私は。プロンプト追加!
- なるほど。ハチが人間との共存を選ぶハッピーエンドというわけですね。ちなみに、バッドエンドの場合はどうなりますか?
追記分②
ハチが自らの超能力を使って世界を破壊しようとする選択をすると、彼はその力を行使します。彼の行動によって、世界は大きな混乱に陥り、社会は崩壊の危機に瀕します。ハチの意図とは裏腹に、彼の行動は人々の幸福を奪い、悲しみと苦しみをもたらします。
しかし、ハチの行動に対する反発も現れ、抵抗する者たちが立ち上がります。彼らは、ハチのやり方が暴力的であり、人々を自由や希望から奪っていると訴えます。社会は分断され、対立が激化していく中、ハチ自身も自分の選択に苦悩し、孤立感にさいなまれます。
物語の結末、ハチは自身の行動が果たして正しかったのか、そして彼の力が本当に正義を実現する手段だったのかについて深い疑念を抱きます。彼はその瞬間に、自分の選択が世界に対して過ちであったことを自覚し、後悔の念に苛まれるでしょう。
このような展開の場合、物語は暗鬱な雰囲気で終わり、ハチの選択がもたらした結果によって、読者に深い考えさせることとなるかもしれません。バッドエンドの場合も、物語のテーマやメッセージが強調され、読者に余韻を残すことでしょう。
総評
うーーーーんまあーーーいいだろう!!という落としどころのENDになりました。私が個人的にバッドエンドの創作物が好きなんですよね。とはいえ綺麗に風呂敷を畳んだ印象があります。全500巻のヤバさに触れてもらえなかったのは少し寂しいですがw
ただ、レビューとしての役割はあまり担えていないように感じます。総評やまとめには革命的な評価を得ているChatGPTですが、「私はこう思います」という主観的な感想は苦手なのかなぁ。書き手のペルソナを設定すればいけそうな気がする。

個人的にはタイトルの「忠犬」の伏線回収をしてほしかった。「人類の犬め!」みたいな台詞があるとアツい。(?)
ChatGPTを使いこなすために必要な力とは

結局のところ、ChatGPTもといAIを使いこなすためには「指示力」が大切なのは言わずもがな。私の生業も一部AIに奪われつつある領域ですが、今後は「書く力」と同様に「AIに的確にリクエストする力」がどんどん求められていきます。実際にクラウドソーシングでは、ChatGPTの活用を前提とした発注が増加傾向にあります。ちなみに、すでに私もChatGPT作成記事の構成のお仕事を経験済みです。
今回は完全に遊びでChatGPTを使わせてもらいましたが、正直「ChatGPTに0から1を生んでもらう」ためには、書き手・使い手側の知識や(テキストに対する)美意識が求められます。とても。とくにビジネスに活用する場合は、どうしてもAI特有の無機質なテキストは目が滑ります。
何より私たちは、人工知能が与えてくれる「きっかけ」を引き出していく力を、これからもっと磨かなきゃいけないんです。

たとえばAIにカレーライスを注文したら、カレーライス以上のものは出てこないんですよね。で、それを評価するためには「美味しいカレーライスの基準」を知っていることが必要。そして「美味しさ」は主観的なものであり、ターゲットによって異なります。
もっと言えば「カレーライスとは何?」を自分が知っていなきゃいけないわけです。カレーライスを知らないと、ハヤシライスを出されても疑わずに食べちゃうし、周りにも「これが美味しいカレーだって!」って振る舞っちゃうんですよ。
で、なまじ、そこそこ美味しいんですよね、そのハヤシライス。
基本的にデジタルが発展すると人間は楽できるのですが、あくまで「共存」なんですよね。真偽を見抜くためのリテラシーはもちろん、時代ごとに移り変わっていく「美しさの基準」に常に追いつくためにも、感性や創造性、想像性を磨き続ける必要があると、私は思います!
それは、決してAIにはまねできない、人間ならではの非認知能力であり続けると思うので。
まとめ
今回は、ChatGPT君に3種類の記事を書いてもらいました!最後まで読んでいただきありがとうございます。
ChatGPTでテキスト遊びをするなら、最初は既存の物語のアレンジがおすすめです。たとえば「桃太郎の正体が鬼だったら、どんな話になる?」とか、「白雪姫のリンゴに毒が入っていなかったらどうなる?」とか。
でもそれはあくまで「桃太郎や白雪姫のあらすじ」を知っているからこそ楽しめるんですよね。知識が増えるとAIの使い方の幅もどんどん広がっていきます。学習は楽しいですね。
個人的には、ゼロからナニかを創作してもらうのではなく、自分の創造性や想像性の幅を広めるきっかけとして、AIを上手く活用するのが1番だな!って思います。あくまで人間、あくまで自分、が主体でいたいものです。常に。もちろん、付き合い方も人それぞれですけれどね。
楽しく使おう人工知能!ということで、今回はここまで!🤖💓